マスター データ管理に対するデータ インテグレーション ソリューション
分散したシステム間でマスター データを統合
マスター データは、顧客情報、製品情報、サプライヤー情報の価値を最大限に引き出します。DMReview のコラムニストである ジェーン グリフィン (Jane Griffin) 氏は、マスター データを次のように定義しています。「コアとなるビジネス プロセスの状況を企業全体で把握するために必要とされる情報です。これにより、企業は、ビジネス トランザクションを分析して、そのパフォーマンスを測定することができます」。
しかし、マスター データの多くは、複数のシステムに分散しています。例えば、ERP (エンタープライズ リソース プランニング)、CRM (カスタマー リレーションシップ マネージメント)、BI (ビジネス インテリジェンス)、レガシー システム、メインフレーム、パートナーおよびサプライヤーのシステムなどが、それぞれマスター データを格納しており、スプレッドシート、Word ファイル、PDF ファイル、デスクトップ型データベースなど、その格納方法もさまざまです。
これらの分散したマスター データを最大限に利用するには、以下の点が重要となります。
- マスター データが格納されているすべてのシステムにアクセス可能であること
- リアルタイム処理やバルク処理においても、システムのパフォーマンスを維持できること
- 企業において特定データの重要度が増し、データ ボリュームが増加した場合でも、適切なデータ品質を維持できること
このような条件を満たす上で、企業は複数の点を考慮する必要があります。例えば、下記の項目があげられます。
- 顧客、製品、サプライヤーに関するデータは、複数のシステムに分散しているか
- システム間のデータ調整を手動で行う頻度はどのくらいか
- 新製品を市場に出すまでにかかる時間はどの程度か
- 製品の内容に変更があった際に、それがセールス部門に伝わるまでの時間はどのくらいか
- 新しい法規制 (Basel II、SOX法(サーベンス・オクスリー)) の順守や、RFID の導入を想定して、データの管理を行っているか
- 企業内のデータは積極的に利用されているか、また、意志決定者はデータを十分に活用しているか
マスター データ管理のアプリケーションおよびシステム
SAP、IBM、i2、Oracle および Siebel Systems などのベンダーは、MDM (マスター データ管理) と呼ばれるアプリケーションやシステムを提供しています。MDMには、事前に定義されたデータ モデルや、ワークフロー、ビジネス プロセスが含まれています。また、マスター データを管理するためのインターフェースが含まれているため、顧客データ、製品データ、サプライヤー データを容易に管理することができます。MDM アプリケーションには、特定のマスター データ (顧客データなど) のみに対応したモデルと、あらゆるマスター データに対応する汎用的なモデルがあります。
これらの MDM アプリケーションは、マスター データを管理する上での第一歩となります。しかし、企業はその次のステップとして、さまざまなビジネス システムと MDM アプリケーションの間で マスター データをやり取りすることが求められます。
MDM アプリケーションの活用による ROI の向上
その問題を解決するのが、インフォマティカのソリューションです。インフォマティカは、MDM アプリケーションは提供していません。しかし、インフォマティカが提供するデータ インテグレーション ソリューションは、MDM アプリケーションと既存のビジネス システムを統合する上で最高のプラットフォームとなります。これにより、企業の MDM アプリケーションを最大限に活用し、マスター データを有効に利用することができます。
インフォマティカが提供するインテグレーション プラットフォームにより、企業はさまざまなシステムからデータを取得して、トランスフォームや統合を行い、その結果を MDM アプリケーションに配布することができます。インフォマティカが提供する優れた機能を利用することで、企業は、マスター データのアクセス、インテグレーション、マイグレーション、コンソリデーションといったデータ処理において、複雑性を減らし、一貫性を保ち、業務を効率化することができます。
インフォマティカのプラットフォームが提供する主な機能は、以下の通りです。これにより、企業は、MDM アプリケーションと既存のシステムをシームレスに統合することができます。
- コネクティビティ:ビジネス システムの多くは、複雑なインターフェースを実装しているため、他のシステムとの接続が困難です。マスター データのアクセス、抽出、ロードをこれらのシステムで行う場合、手間と時間がかかります。しかし、インフォマティカのプラットフォームは、高いコネクティビティおよびアクセス性を備えているため、パッケージ アプリケーション、メインフレーム、EAI (エンタープライズ アプリケーション インテグレーション) ツール、データベースなど、さまざまなシステムへの接続が可能です。このため、MDM アプリケーションを、他のビジネス システムと容易に統合することができます。また、インフォマティカのプラットフォームは、構造化、非構造化、半構造化データ形式 (Excel のスプレッドシート、Word ドキュメント、PDFファイルなど) に対応しているため、マスター データをあらゆる形式で配布することが可能です。
- データの分析およびプロファイリング:マスター データの多くは、分散したシステムに格納されているため、企業は、MDM アプリケーションを実装する前に、これらのデータの関係性を分析およびプロファイリングする必要があります。インフォマティカが提供するデータ分析およびデータ プロファイリングの機能は、既存のシステムに格納されているマスター データの状態を分析して、それに応じて MDM アプリケーションの実装を計画することができます。
- データの修正およびクレンジング:マスター データを処理する際に、データ品質が問題となることがあります。そのため、MDM アプリケーションとの統合を行う前に、マスター データの修正およびクレンジングを行う必要があります。インフォマティカが提供する データの修正およびクレンジング機能により、企業は高いデータ品質を実現し、MDM アプリケーションとの統合を成功させることができます。
- データのトランスフォーメーション:マスター データの多くは、さまざまな形式で保存されています。MDM アプリケーションのデータ形式と異なる場合、問題が発生する可能性があるので、マスター データは適切なデータ形式に変換する必要があります。インフォマティカが提供する強力なデータ トランスフォーメーション機能により、マスター データを適切な形式に変換することが可能です。これにより、MDM アプリケーションで互換性の問題が発生することもなくなります。

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